今朝の10時が約束のバイセルは、時間通りにきっちり来てくれました。
今日はそのお話をしながら、鑑定社員さんに聞いてみたことなどを口コミとして書き留めてみたいと思います。
なるほど、こういうところを見るのか。。。と興味深い時間を過ごさせていただきました。
バイセルは八王子の支店から、新人さんの教育を兼ねてということで2人でやってきました。
お名刺を頂いたあと、二人の私物のバッグを私に預かってほしいと要望がありました。
客のものをだまって持ち出したりしないよう手元に私物を置かないということでした。
鑑定する前に説明がありました。
1.買い取るものの種類
着物だけでなく、切手、古銭、毛皮、アクセサリー、金券、お酒(海外のウィスキーやブランデーなど)、宝石、時計、骨董品、金、ブランド服など
2.申し込みから買取までの流れ
3.終わった後のフォローコールの説明
4.クーリング・オフの説明・・・電話番号や、解除通知はがきなどを渡してくれました。
5.個人情報取り扱いについての説明
しっかりとコンプライアンスを遵守という姿勢が見られて、安心しながらスタートしました。
メインは、義母の着物。あと私の付け下げ小紋と帯を出してみました。
また、クルーガーランド金貨があったので、それも見てもらいました。
一枚一枚丁寧に見て、仕訳けていきます。
でも、がっかり!
義母の着物は全滅でした。泥大島もダメです。
理由は、身丈。
義母の身長は148㎝くらいで、私よりさらに10㎝小さく、それでも着られそうなのは私が頂き、残りを鑑定いただいたのですから小さいのです。
なぜ、身丈が短いとだめなのか説明してくれました。
着物ブームでネットで売ることもありますが、ほとんどは業者間のやり取り。
貸衣装として成立するものが買取の基本のようです。
借りる人は、160㎝~165㎝を想定するため、身丈の短いものはアウトということになります。
また、義母はお茶をやる人なので、無地のものや小紋などを多く持っていて、訪問着はありません。
ウールの素材も多く、着やすいものを持っていたようです。
実は、買い取ってくれるのは、基本が正絹の訪問着。著名作家の名前があれば、高いようです。
また、博多帯はだめで、袋帯・名古屋帯なら良く、帯どめなどがあったらそれも良いようです。
というわけで、買い取ってもらったのは、義母のものは名古屋帯が一つ、私のものが正絹の付け下げ小紋と袋帯。
合わせて3点でした。
しかも、3点で1,000円。ちょっと厳しいけど、もう着ないと思っていた着物ですし、八王子から山梨まで来ていただいたので、快く引き取ってもらいました。
値がついたのはコイン。クルーガーランド金貨で、これは30,000円。
軽めでしたが14金の小さな指輪が3,400円。
あと、古い50度数のテレカを100円。純銀の置物が500円。
合計35,000円を現金で支払ってくれました。
金貨や金の指輪などはそれなりに買ってくれるようです。
時計は、ロレックスなどの海外のブランド品が買取の対象に。
国産ではたとえセイコーでもシチズンでもダメっぽい。
服やバッグも、シャネル、ヴィトン、エルメス、カルティエなどなら、多少難ありでも高く買うそうです。コーチは安いです。
最後に身分証を見せ、取引明細を互いに確認し、結果を会社に電話。
その電話に私も出て、不都合がなかったことを確認して終了しました。
帰ってすぐにフォローコールがあり、再度の確認。
全体として丁寧でコンプライアンスを良く守っている印象を受けました。
買えないまたは安いならその理由を、値踏みが査定人の判断ではできないときは会社に電話をして、写真を送り確認作業。会社では今日の金貨の相場を調べて適正価格の提示がありました。
金属などの買い取り業者は、時に信用ならない場合もあり選択が難しいのですが、バイセルはメールして申し込んでよかったと思います。
そんなわけで、もしも眠っている着物があり、正絹で身丈が長ければ売れます。
それが著名な作家のものであったら高く買い取ってくれます。その場合は証紙(生地の種類や作家名などが記されている端切れ)があれば更にいいです。
箪笥の大きさは限りがありますし、眠っているものはリユースで他の誰かに来ていただくのもいいですよね。
以上口コミでした。