もう、雛人形を飾っているお宅もあるでしょうね。
昨今はキャラクターのお雛様もあって、それはそれでかわいいのですが、
伝統の行事なので、古来の人形を飾るのも良いものです。
お雛様は、平安時代からの宮中の衣装を着ていて、それが十二単(じゅうにひとえ)とよ呼ばれることはご存知かと思います。
着物には単衣(ひとえ)と袷(あわせ)がありますが、十二単は、単衣が12枚ということ。
もっと詳しく言うと、単とは袿(うちかけ)の枚数の単位になります。二枚重ねなら二単です。
袿は、この頃では打掛と書きますが、同じ意味、つまり、花嫁が着る打掛のように、引きずって着るものであり、季節で色の取り合わせなどが違っていたようです。
でも、重かったようで、十二単となると20㎏もあったということです。。。大変
その名残のお雛様は、実際に12枚着せているわけではなく、重ね襟をして作られているものがほとんどです。
かわいさと豪華さがあって、なごみます。
今の和服も重ね襟が流行っています。
襟元に違う色のものを入れると襟が引き締まって見え、また、華やかにもなりますね。
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現代風に、かわいい重ね襟も出ています。
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